在宅医療の現場から ~はじめはみんな同じです~

この患者さん、本当に退院して家に帰っていいのでろうか?」と思ったことありませんか? 
退院支援スクリーニングや退院の際の相談面接等にて、在宅復帰が困難な情報が集積されます。「独居」、「家族・支援者なし」、「経済的に在宅以外の転帰が困難」、「住宅環境に課題あり」等々。 また、患者家族等の支援者から「こんな状況では在宅退院は絶対無理です!」と意見されることも、時にはありませんか? さらに、夏の暑さや冬の寒さなど、在宅復帰を阻害する気候的な条件もあり、在宅復帰に踏み切れないこともありませんか?
でも、当の本人は「絶対、家に帰る!!」といって断固、在宅退院を希望しておられたり・・・。
入院をするとADLが低下したり、認知症の各種症状が進行したりするなど、状況が変化することが多いです。そういった状況が
変化した上での在宅生活は文字どおり「はじめて」かもしれません。いわば本人も家族も関係者も体験したことがない「未知の
ゾーン」。そういった意味では在宅介護などの退院後の生活は「はじめて」の経験です。
でも、「はじめはみんな同じ」です。
在宅での看取りを含め、在宅医療を開始されるほとんどの方が「はじめて」の経験ですから、当院が丁寧・親切に在宅復帰のお手伝いをさせていただきます。必要に応じて関係する医療機関・施設や担当ケアマネージャさんと連携・協働しながら、在宅生活がよりよいものとなるよう、精一杯支援させていただきます。

「在宅をはじめたころはどうなることが心配で仕方なかったけど、今思えば在宅医療に切り替えたこと、正解だったと思います」
そんな声を沢山いただいています。
今後もこのブログを活用してコラム形式で「在宅」の魅力を発信できればと考えています。
当該コラムに関するご意見・ご感想、お待ちしております
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当クリニックが新聞に載りました!

こんにちは。
事務課長兼MSWのMです。
H28.7.22の金曜日の地元新聞(山陽新聞)社会面に当クリニックの
記事が載りました。
決して悪いことをして実名公表されたわけではありません。(笑)
山陽新聞の連載記事「最期まで笑顔で-在宅医療のあした-」
という記事です。
診療報酬改定にともなう在宅医療現場の混乱と悩みにつき
取材していただきました。
こうした記事によりひとりでも多くの人に在宅医療の現実を
知っていただければ幸いです。

当クリニックは診療報酬改定がどのようになろうとも「地域に
必要とされる、家でも施設でもその人らしい暮らしを支える医療」を
これからも提供し続けます。


山陽新聞記事 

学会、参加しました!

どうも。事務課長兼MSWもMでございます。
去るH28.7.16-17に東京都ビックサイトTFTビルで開催されました
「第18回日本在宅医学会大会・第21回日本在宅ケア学会学術
集会 合同大会」に参加してきました。
当院からも1演題を発表させていただき、日ごろの取り組みを
報告させていただきました。
演題を聴講していただいた皆様からも温かいエールをいただき、
当院のサービス提供の質を向上すべく、明日への糧をいただきました。
開催後には、在宅医療の事務に関わるメンバー有志で開催された
イベント「第1回在宅医療・事務コミュニティ」にも参加させていただき、
全国各地の優れた実践・取り組みをされている担当者と交流を深める
ことができました。
これからも「家でも施設でもその人らしい暮らしを支える医療」を積極的に
提供していきます。
応援、よろしくお願いいたします!


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「家ならできる、家なら言える」

 「♪ 家族旅行から帰ってくると母さんは必ず言うのさ 『やっぱり家がいちばんね』 ホナはじめから旅行に行くな! ♪」
(嘉門達夫 作詞・作曲 「家族旅行」 アルバム:The Best Of Kamon Tatsuo より ) 
 
 入院中に「家に帰りたい」という希望を患者さんからきくことは、とても多いのではないでしょうか?
 かくいう私も同様な経験をしていましたし、「なぜ家に帰りたいの?」なんて野暮なことを聴いたことも病院勤務時代にはよくありました。もちろん、個別の理由がある場合もありますが、回答のほとんどは「とにかく帰りたい!」でした。
 そして現在。在宅医療の現場に身をおいてわかったことがあります。それは、「ただ、家に帰りたい」から、「やっぱり家がいちばん」だからなのだと・・・。そして「家ならできる、家なら言える」ことが「家」での生活では沢山あるからだと気づきました。
 訪問診療等で家にお邪魔すると、夫婦喧嘩の真っ最中だったり、貯金通帳を並べて「意外に貯金できてるな(笑)」と微笑んでみたり・・・。これらはみな「家ならできる、家なら言える」ことのほんの一部。

「望む人に望む医療を」 

これからも当院は「あなたらしく生きるために私たちにできること」を真摯に追求していきます。・

今後もこのブログを活用してコラム形式で「在宅」の魅力を発信できればと考えています。乞ご期待! (笑)

在宅医療・在宅療養 ~新たな退院の選択枝として~

どうも。MSW兼事務課長のMです
自分が当クリニックに転職するまで、愛知県の急性期総合病院で7年、岡山でケアミックス医療機関で8年のMSWのキャリアがあり、それなりに「在宅医療」や「自宅での療養生活」を知っていると思い込んでいましたが、それが誤りであったことに気づかされました。急性期の医療機関からみれば退院先の選択枝のひとつである「在宅」がこんなにも可能性を秘めた分野であることなのかを改めて日々のケースを通して学ぶ毎日です。

 医療機関での入院や施設入所はいわば「非日常空間」での生活です。カーテン1枚の環境で縁も所縁もない他人と共同生活をする空間ではじっくり今後の人生を考える余裕もなければ、そんな環境では本音は語れません。一方、在宅は本人が慣れ親しんだ「生活空間」。訪問する医師や関係者は「訪問客」であり、主人公は患者本人であり、患者家族です。在宅療養を選択される患者さんの多くは積極的な治療が困難な場合も多いのですが、家に帰ると(不適切な表現かもしれませんが)活き活きとして在宅生活を楽しんでおられる姿をいくつも垣間見ることができました。お孫さんが小学校から帰ることを自宅のベットのうえで笑顔で迎えること、自分の好みを知り尽くした家族のつくったあたたかい手料理を食べること・・・。何気ない日常のひとコマが在宅療養を支えています。

 国も来るべき超高齢社会を見越して、「在宅医療」を推進しています。社会保障費や医療費削減がその本旨でしょうが、当院は
あるべき姿である、「家でも施設でもその人らしい暮らしを支える医療」を提供することができればと考えています。

今後もこのブログを活用してコラム形式で「在宅」の魅力を発信できればと考えています。乞ご期待! (笑)
プロフィール

fujitoclstaff

Author:fujitoclstaff
医療法人福寿会藤戸クリニックの
スタッフブログです。
クリニックの日常や診療に関する
トピック、現代社会に関する辛口
コメントなどを掲載予定です。
暖かい目で見守ってくださいね。

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